通勤の利便性が良いことから駅近の介護施設に勤務する方は多いですが、電車通勤によるデメリットもまたいくつか存在しています。
その一つとして挙げられるのが、電車の運休や遅延が原因で職場に遅刻してしまうことです。

大雨や強風、大雪などの自然災害が発生した場合、脱線事故や車体の故障などのトラブルを予防するために、電車を運休や遅延させることがあります。
また人身事故が発生した場合も、現場の捜査や片付けなどにより電車の運行を一時的に遅らせることがあるのです。

終電を逃してしまい帰宅できなくなってしまうということも、電車通勤のデメリットの一つです。
終電の時刻はそれぞれの鉄道会社や駅によって異なっていますが、おおよそ午前0時から午前1時ほどの間になっています。
例えば午後2時から午後11時までの休憩1時間、実働8時間勤務の場合、終電までの時間は1、2時間程度です。

もし残業があれば、終電を逃してしまうことがあるのです。
また勤務後に職場の近くで食事をする場合も、終電を逃さないように常に時間を気にしていなくてはなりません。

電車通勤のこの他のデメリットとして挙げられるのが、不特定多数の人々や物に接触して何かしらの病原菌に感染してしまう可能性があることです。
風邪やインフルエンザなど巷には様々な病原菌が潜んでおり、仕事で疲労して免疫力が低下した状態ではそれらの病気に罹患してしまう可能性があります。
病気になってしまうと仕事を休まなければならず、自分自身の収入も減ってしまうかもしれません。